お位牌を作る際の大きさに関しての基礎知識

お位牌を作る際、まだ先祖のお位牌やお仏壇が無い場合は、お仏壇の大きさに合わせます。
その際のほとんどは、お仏壇と一緒にお位牌もお求めになります。

参考として、上置きタイプ(小さいお仏壇)のお仏壇には札板4寸が標準です。
院号付きなど、戒名の文字数が多い場合は、4寸5分以上が無難です。

既に先祖の位牌がある場合は、基本は先祖のお位牌と同型で、サイズは同じか一回り下げます。

夫婦位牌の場合、表面の戒名の右側が男性、左側が女性になります。
裏面の俗名(名前)は戒名に対して真後ろにするか、表面と同じく男性が右、女性が左の2パターンがあります。
真後ろに戒名を入れるのは、左右一人ずつのお位牌と考える場合です。

子供のお位牌や水子位牌の場合は、小さい4寸以下のお位牌にします。

戒名が長い場合(長い戒名はお寺に尽くしたなどの功績によってお寺から寄与されることもあります)
は、小さいお位牌だと文字が小さくなるのと、故人の功績を考慮した場合、それなりの立派なお位牌を作ります。

このようにお仏壇に合わせる場合や、故人によって大きさも違ってきます。

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