位牌とは ⑥ お位牌の魂入れ(開眼供養)について

亡くなってすぐは仮のお位牌、葬儀社さんがご用意する白木のお位牌です。
四十九日まで本位牌を用意し、通常は四十九日の法要と共に、白木から本位牌へと魂を入れ替えます。
これが『開眼供養(がいげんくよう)』です。
白木のお位牌は魂を抜いた後、菩提寺様にお願いしてお焚き上げしてもらいます。

こうしてただの商品から、故人の魂が入ったお位牌へと変わります。

一般的には、三十三回忌まで本位牌をお祀りします。
三十三回忌後は、また本位牌から過去帳、もしくは繰り出し位牌(札板が10枚くらい入るお位牌)へと魂を入替えをします。
白木のお位牌と同じく魂を入れ替えした本位牌は、菩提寺様でお焚き上げしてもらいます。

長い間、故人の代わりとしてお祀りするお位牌です。
お位牌は納得できるもの、良いものをご用意したいですね。

独自の沈金・篆刻加工が自慢の木彩屋では、お客様に喜んで頂けるよう、美しい戒名文字に力を入れています。
次回そのお位牌の加工についてお知らせします。