お位牌を推す立場ではありますが、私個人(管理人)は、最近お位牌から仏像へと魂入れ替えしました。
生前様々な事情があって、亡くなって7回忌を迎えたのを区切りに、お位牌からお気に入りの仏像へと魂を入れ替えることにしました。
この仏像は大黒天です。大黒天は金運の神様と言われ、七福神の一員でもあります。
主に日蓮宗で祀られています。
地元の業者様に依頼をして栃の木で制作していただき、自分で彩色しました。
表情がとても愛らしく、お気に入りの大黒様です。
制作後、ご縁のあったお寺のお上人様(日蓮宗のご住職)にお願いして、位牌から大黒様へと魂の入れ替え(開眼供養 かいげんくよう)していただきました。
お位牌は無くなっても、手を合わせる対象物は必ず欲しいと思い、毎朝お水をあげて手を合わせています。
『お位牌は故人そのもの』という記事も書きましたが、最近は様々な家庭の事情もございます。
お位牌をご用意してお祀りされる方もいらっしゃれば、それもできない状況のご家庭もあります。
しかしどんな状況であれ、どんな対象物であれ、毎日感謝して手を合わせ、故人に想いを馳せることが一番の供養と思います。
『ありがとう。お陰様でみんな元気に過ごしてるよ。守ってくれてありがとう』
この言葉が一番の供養です。
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